昨日

2004年7月17日 純情な感情
朝から、
ゆーの車とすれ違う。
この方向だと、彼女の家の方角。

あーバカみたいに動揺する。
彼女に会いに行くのよ。よかったじゃないの。
頭ではそう考えているのに、
さーって、体中の血液が音を立てて下がって
いくみたいだ。

笑えない。
笑顔になれない。
でも、仕事。
ココロを覆い隠して、なんとかがんばる。

午後、遅出の勤務で出勤して来ているゆーに会う。
えらいわ。あたし。
平静を装ってる。

あの時間からだと、出社時間まで2時間もないのに。
それでも会いたかったのかなぁ・・・
ゆーの気持ちがまっすぐ彼女に向いているのなら
それはすごくいいことなのに。

どうしてだろう。
あたしは何一つココロから笑えない。
仮面のように張り付いた笑顔。
少しでも気をゆるめると涙になってしまいそうで
ただ、早く家に帰りたい。

どうして?
どうして、ゆーでなければならないのだろう。

世界中でたったひとり。
ゆーだけでいい。
あなたが辛い時に、ただやさしくしてあげられたら。
それだけでいい。

あたしは、一体いつまでこんなココロを引きずって
歩きつづけなければならないのだろう。

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